ゆがふヨガ 沖縄

めーーっちゃマニアックな内容です。
ヨガしてる人でもチンプンカンプンかも。

ヨガの思想に五つの禁戒(ヤマ)/してはいけないことという教えがあります。
先日受講したマタニティヨガインストラクター養成講座の宿題で、私にとってヤマとは？という課題提出があったので、私が提出する内容をそのまま
ここに残します。
(5つの禁戒は、暴力、嘘、盗、性欲、所有）

私にとってのヤマとは


●アヒンサ（非暴力）
昔から現代にかけても、暴力を振るわないという事は同じ意味で、それは他人に対して、自分に対して、そして心にも身体にも、という意味だと解釈しています。
人は細胞より細かい電子レベル、エネルギーレベル全て人も自然も繋がっていると言われています。だからいい状態だといい人に出会ったりいい事が起こったり、現代でいう引き寄せの法則が成り立ちます。人に対して、物や自然に対して暴力をふるうのは自分に対して暴力を振るうことと同じ事です。何かに対して暴力を振るうと、必ず自己処罰が起こるという事ではないでしょうか。


●サッティヤ（正直）
嘘をつかない事。正直でいる事。
これは、正直というものは、頭で考えるものでなく、無意識レベルの身体からの声、又は潜在意識（現代ではOリングや筋反射などで反応が出る様なサイン）からの決して頭で考えても分からない感覚からの要求に耳を傾け、それに正直に従え。という事だと解釈しています。私が思うに古代の人はそれこそ本能や、人が潜在的にもつ要求に忠実に従って生きていたから現代では理解できないほど素晴らしい文明や、思想などが成り立ってきたと思います。自然と人が一体化、エネルギーレベルで一つとなって暮らしていたと思いますが、進化するに従って、頭で考えだし、損得感情で判断しだし、進化と共に自分に対して嘘をつきだしたのだと思います。その為他人に対しても嘘をついたり。本当の自分の要求や気持ちに正直でいて、常にその心に耳を傾けておけという教えではないでしょうか。


●アスティヤ（不盗）
盗む。泥棒するなという事はもちろんですが、盗むという行為は他人のものを羨んだり、自分と比較するような心理があると思います。他人を羨んだり、他人と比べるのではなく、今のありのままの自分を受け入れ、満足しようという教えではないかと思います。


●プラフマヤリヤ（禁欲）
サッティヤでも記載した様に、私は古代の人は脳や感情で考えるというより野性や無意識下での潜在意識レベルで感じて行動をしていたと思います。サッティヤとリンクするように、身体や潜在意識から訴える声にいつも意識があったからこそ生命活動を続けられたけど、そういう野性が強く、現代のように大切なパートナーと愛情ある性行為するのはとっても生命エネルギーがあがるけど、当時はパートナーとだけというより本能に任せて色々な人と性行為をしていたと思います。だからいいエネルギーだけじゃなく、たくさんの性行為でエネルギーが低くなったりバランスを崩してしまうから、性行為を禁忌としたのではないかと思います。（心身のバランスが整っている状態でこそサットヴァに近づけるので）
現代でいう禁欲は、同じく個々の身体や潜在的に欲するものは人それぞれ違い、例えば無意識下では本当は白米が食べたいのに（その人は白米でエネルギーが整う）、気分はパンがいいからとか、テレビや有名な医者が玄米が言ってたからとか、自分の声に耳を傾けずに脳で考えたり他人から影響受けた答えに従ったりする事を禁欲というのではないでしょうか。


●アパリグラハ（無所有）
その時々自分にあう物、人を見極め、流行や気分、外野にまどわされずに不要な物事、人付き合いは見極めて持たないでおくという事だとおもいます。



以上が私が現代的に解釈しているヤマです。